トレーナーがダイエットをやってみた。~経過報告後編~

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いつもブログを読んでいただきありがとうございます!
今回の記事は「トレーナーがダイエットをやってみた。~経過報告後編~」ということで前回に引き続き、「トレーニング」と「摂取している食事のPFCバランス」についてお話してみようかと思います。

前編の記事はこちらから↓

トレーナーがダイエットをやってみた。~経過報告前編~

 

1、トレーニングについて

 

トレーニングについては、極力多めに行うことで計画をしたそうで、










「1週間に5回!」



と中々ハードにトレーニングに励んでいるようです。
一般的にパーソナルトレーニングに週に1回や2回で通われている方には「真似できない」などと言われそうですが、トレーニングの量を多くする理由として、

・日々の食事の摂取カロリーを上げることが出来る
・鍛える部位を分割することで1日のトレーニング内容を濃くできる
・有酸素運動をしなくてもよい(奥の手として持っておける)

といった理由があるのだそうです。
順番に解説しますね。



1-1、日々の摂取カロリーを上げることが出来る


これは言わずもがな、という感じですよね!笑

前編でも解説させていただいた「生活活動強度指数」という1日の消費カロリーを算出する指数があるのですが、1週間のトレーニング量を増やすことでこの指数を増やすことが出来るのです。

よって「運動しないよりも多くのカロリーを摂取しても太らない」のです。

 

1-2、鍛える部位を分割することで1日のトレーニング内容を濃くできる


通常、週に1回か2回のトレーニングでは、「身体全体を鍛える」か「上半身と下半身に分けてトレーニングをする」か「どこかに部位に特化してトレーニングをする」のいずれかになることが多いです。

ですが、1週間に5回のトレーニングの機会があれば身体の部位を細かくトレーニングできるので、「毎回1部位に特化したトレーニング」を行うことも可能となるのです。これは、自身が求める「なりたい自分への近道」と言えるでしょう。

 

1-3、有酸素運動をしなくてもよい(奥の手として持っておける)


有酸素運動が好きな方にはイマイチな話かもしれませんが、トレーニングの頻度が高いことによって有酸素運動をする必要がなくなります。

やらなくても代謝が良いので、しっかりと痩せていくことが出来るのです。



ただ「必要」はなくなりますが、自分の中の「奥の手」としてカードを持っておくことはできます。
ダイエットを継続していると、ある程度のところで体重や脂肪の減り方が緩やかになり、中々落ちなくなることもあるからです。このような状態に陥った時、あなたはどういう選択をしますか?

「食事を減らそう」と考えませんでしたか?

ダイエットでよく間違えられるのですが、ダイエット中に「食事を減らす」というカードはそれ以上の手段がない場合のみ使用するのが正解です。
このカードを切らないようにするためにも、有酸素運動というカードは残しておきたいですね!

2、ダイエット中の食事PFCバランス


次に摂取した食事の「PFCバランス」についての解説です。

まず、ご存じない方向けに「PFCバランス」とは何か?というお話から始めましょう。

PFCバランスとは P…Protein(タンパク質)、F…Fat(脂質)、C…Carbohydrate(炭水化物)の頭文字をを取った「三大栄養素の摂取バランス」のことを指しています。


このPFCバランスですが、身体作りではなく、「健康的な生活」を送りたいのであれば、P1~1.5 : F2.5~3 : C5.5~6くらいが良いと言われています。昔ながらの「炭水化物」中心の食生活ですね!

ですが、近年では「ロカボ」という言葉が流行り、「糖質制限」の食事をおこなう方も増えてきました。この「糖質制限の食生活」を送りたいのであれば、P2~3 : F6~7 : C0.5~1くらいの「脂質」中心の食生活となります。

逆に、昔から推奨されてきたダイエット時の食事の方法として、「脂質制限」という食事の方法も存在しており、この場合はP3~4 : F1~2 : C4~6という感じで「脂質」を制限します。

渡辺トレーナーもこの「脂質制限」に近い形の食事方法を取り入れ、P3 : F2 : C5の割合で食事を摂取しているそうです。


この「脂質制限」の良いところは以下の点が挙げられます。

・比較的多くの食品が食べられる
・食品コストが抑えられる
・自炊が楽である

これらのメリットは「糖質制限」を行う際のデメリットにもなること、手間が比較的掛からないことで選んでいます。

もちろん個人個人の考え方や合う合わないはあると思うので、自分に合う方を選んでみてください。



3、ダイエット中の食事


お客様にもよく「何を食べているのですか?」と聞かれるそうなのですが、

基本的には同じものばかり食べているのだそうです。

主食としては「玄米」と「オートミール」で、たまに「バナナ」や「さつまいも」。オートミールや玄米は味がないので、オートミールにはスープ系の味付け(わかめスープやキムチスープ、卵スープ、お茶漬けなど)、玄米はおかずとなる「鶏胸肉」や「卵」のほか、ふりかけなども多用するのだとか。

多くのタンパク質を摂取しているので、プロテインも食間で摂取し、マルチビタミンや亜鉛のサプリメントをしっかりと摂取。


ほぼこんな感じですが、「野菜」が少ない感じがしますよね?
「オートミール」や「玄米」に含まれている分やオートミールに「海藻類」を入れて食べているそうで、食物繊維の摂取量も確保しています。
また、お通じの対策として、毎朝ブラックコーヒーにMCTオイル(中鎖脂肪酸)を入れて飲んでいるとのこと。

何度かダイエットを経験しているからこその考え方やコツが詰まっている印象でした!


4、最後に


ここまでお読みいただきありがとうございました!

この記事を書いている今現在(2022年3月20日)で、体重が76.5㎏ほどまで落ちたそうで、3月の目標達成も堅いそうです。笑

Retraのトレーナー達は身体の不調を調整するトレーニングや施術も得意ですが、ボディメイクや食事の知識が豊富なトレーナーばかりです。身体の不調を改善した後の「新たな目標」として、身体の見た目を変えていくという方も多くいらっしゃいますので、気軽に相談くださいね!



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